2007年10月7日日曜日

グーグル~Google既存のビジネスを破壊する

著者名;佐々木俊尚 発行年(西暦);2006  出版社;文藝春秋
ウェブ2・0という現象に対して解説をした本の中では一番具体例にとんでいて分かりやすい。破壊戦略、サーチエコノミー、キーワード広告、ロングテール、アテンションなどを空港そばの駐車場の広告展開やメッキ工場の営業データベースなどの工夫の具体例をとりあげて展開していく。個人のウェブの場合、広告というのはさほど問題にはならないが、広告に営業効果を期待する企業にとってはグーグル検索でヒットするかしないかは、かなりの問題だ(今では企業のウェブページにそのままアクセスするケースはむしろ少ないだろうから)。特にロングテール現象は品揃えから販売手法までを根底から変える現象だということがよくわかる。

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