2007年10月15日月曜日

「幸せ脳」をつくる50の習慣

著者名 ;久恒辰博 発行年(西暦);2004  出版社;PHP
 神経細胞の再生などの見地から「脳に良いのでは?」と思われる50の習慣を紹介。理系の研究者らしく、「かもしれない」などと科学的データにもとづかない仮定などには慎重な言い回しで習慣を検証。音読効果についても一種のメリットをみとめ、歩くことで脳のホルモンバランスを変化させてみては…といった「習慣」の根拠をデータではなく著者の経験知として紹介するなど内容は面白い(BDNFという特殊な蛋白質が脳内で運動により増加することなどは別のページで紹介)。ゆっくり食べること、睡眠(特に昼寝)といった日常生活に即した「脳」によいことがコンパクトにまとめられている。

0 件のコメント: