2007年10月27日土曜日

百戦百勝のメモ術・ノート術

著者名;本田尚也 発行年(西暦);2003 出版社;三笠書房
 メモやノートにはわりと個人的にこだわる方だが、なかなか効率的なメモとかノートとかの作成はできずにいる。この本もなんとかメモやデータの整理をうまくしたいと思って読んでみたのだがあまり個人的に役立つところはそれほどはなかったようだ。ただ手帳、メモ、ノートとツールを3つに細分化して、手帳はスケジューリング機能に特化させるという方法は合理的ではないかと思う。自分自身では手帳をto do listとスケジューリング機能の両方の目的で使用しているが、こうすることで今日一日何をどうすべきかという段取りが一目瞭然に把握できるので便利という理由による。パソコンでto do listをやる方もいらっしゃるが、やはり何をすべきか、ということはアナログに手帳で把握したほうが早くて確実なような気がする。
 となると後はメモとノートなのだが、ポイントはメモをとった後にやはり何らかのm形でデータベースにしておくということなのだろうと思う。著者はメモ→ノートという段取りにしているが、メモ→パソコン、ノート→パソコンという流れでパソコンに「一元化」する方法が今では合理的なのかもしれない。いずれにしてもメモをとりっぱなしでは単に紙切れが膨大にたまるばかりで後から検索できないとうのが難点。その点パソコンのファイルにうまく整理できれば、あるいはデータベースをまめに更新していれば、後日データの整理がかなり効率的にできるというメリットは享受できるだろうと思う。アウトルックなどにもスケジューリング機能などはあることにはあるが…。まだまだこうしたアナログなツールとデジタルなツールの上手なバランスの取り方というのが見つけられない…。

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