2007年10月27日土曜日

大人の勉強法

著者名;西山昭彦 発行年(西暦);2000 出版社;三笠書房
 ビジネススクールや社会人大学などにある程度重点が置かれた本。さらに異業種交流や勉強会のメリットなどにも重点が置かれるが、こうした外部組織の利用方法については筆者自身がいろいろ活動されているようなので、他の勉強方法とは異なり、実際の研究会の運営などにスペースがさかれるのは当然なのかもしれない。
 個人的にはあまり海外留学や社会人大学などには魅力を感じないのだが、一つの会社だけでなくほかの分野の人間とも交流をしたいと想ったときには異業種交流などは確かに便利なのかも。ただ最近「異業種交流パーティに参加してきました」という人はかなり減少しているような気もするが。
 図書館や書店の「定点」を定めるといった具体例には賛同できるが、それ以外の哲学的あるいは理念的な部分はやはり人それぞれといったところか。経理や販売、労務はもちろんビジネスの基本だが重点の置き方や修得方法はまた人それぞれといった感じもするし。自己成長にはいろいろな道のりがあるのでその選択肢の一つと考えればいいのかもしれない。

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