2007年10月27日土曜日

お金が集まる人の心理学

著者名 ;和田秀樹  発行年(西暦);2005  出版社;新講社
 タイトルが非常に「エゲツナイ」感じではあるが、現実主義に徹することと自分の分を知ることの重要性を説いた本といえるだろう。一攫千金に乗る人もいればそうでない人もいるわけだが、「己」を見失っている人ほど夢物語にのせられる。つまりは現実的にどう判断して行動するのか、について「お金」を題材にして語られた本ということになると思う。自己分析というのが実はそれほど簡単な作業ではないこともあるのだが、自分をいかにして知るのか…という点については実はブラックボックスになっている。クリティカルシンキングなどMBA関係で自己の意思決定を検証する方法はあることにはあるのだが、それを日常的に行っている人は少ない。方法は多分この本の通りだと思うが、それではそうやって自己分析をするのか、というとまだまだ具体的な方策はそれほどないようだ。

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