2007年10月8日月曜日

極道放浪記

著者名 ;浅田次郎 発行年(西暦);1997  出版社;ワニブックス
 直木賞作家浅田次郎氏の「悪い時代」の物語。かなり前にこの本を読んだときにはまだ著者は直木賞を受賞される前であったが、この時期の浅田次郎は本当に面白かった。当時出版されていた小説やエッセイの類はすべて購入して読み、今でもなお保有しているのは「地下鉄に乗って」とこの「極道放浪記」シリーズだ。「そもそもカネというのは、苦労して作った本人だけしかその重要性はわからない」といった何気ない一文が非常に胸にしみる。

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