2007年10月5日金曜日

本の森の狩人

著者名 ;筒井康隆 発行年(西暦);1993 出版社;岩波書店
 ほとんどが文芸時評ということでやや難解な文学理論が飛び交うが、それでもやはり異才筒井康隆の文芸評論は面白い。サバテールの「物語作家の技法」や小西嘉幸の「テクストと表象」、デビッド・ロッジの「素敵な仕事」など評論を扱っている作品そのものをさらに評論してしまう新書って面白い。発売は今から10年以上も前になるが内容的には今読み返してみても新鮮。

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