著者名 ;山田真哉 発行年(西暦);2003 出版社;角川書店
現役の公認会計士による会計的なミステリー娯楽小説といったところだろうか。会計学が題材なだけに結構地味な総勘定元帳や売価還元法といった用語もとびかうのだがそれぞれのエピソードのあとにはちゃんと用語集がついている。無味乾燥な簿記用語もミステリー仕立てで見事なエンターテイメントになるという不可思議な小説。でも確かに面白いわけで。
資金管理、偽造された伝票、売上原価が上昇する理由など実務色にあふれた題材8つが収録されている。ラストには読者からの質問コーナーなども設置。
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