2007年10月8日月曜日

ハゲ、インポテンス、アルツハイマーの薬

著者名 ;宮田親平 発行年(西暦);2001 出版社;文藝春秋
 東京大学医学部薬学科卒業後、文藝春秋社に入社されたというやや変わった経歴の宮田氏による薬品レポート。薬の吸収メカニズム(小腸でほとんと吸収される)や、薬品の開発状況などについての詳細なレポートだが、やはり深刻なのはアルツハイマー関係の薬品の開発で、アセチルコリンの欠乏によってアルツハイマーが発症するという仮説にたつとするとどうすればよいか…といった視点からの著述も。脳の可塑性(適切に脳が使用されれば樹状突起が再生するなど)といった観点からも薬品について著述がされており、内容的には結構ハードな新書かもしれない。

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