著者名 ;ライフ・エキスパート 発行年(西暦);2004 出版社;河出書房新社
どうしても最近はお中元を出すよりももらうことのほうが多くなってきている。そんなときにやはり困るのはご返礼を申し上げるときなのだが、やはり最初はなるべく早くお手紙でご挨拶を申し上げるということで、いかに早くお手紙を出すことができるかがポイントになりそうだ。筆者は手紙・切手などは常に持ち歩くことを提唱しているが、私も最近郵便切手のストックや手紙セットなどはある程度机の周りにおくようにしている。やはり、電子メールでは通じない心配りといったものが手書きの手紙やはがきにはあるように思える。
またネクタイの選び方についても非常に参考になる。どうしても柄の派手なものを選びたくなるがこの本によればネクタイにおける基本的作法は「見た目に目立たないこと」ということになる。むしろ「彼のネクタイはこうだったな」などと連想されるほうが失礼にあたるようだ。無地のネクタイが一番だが、英国紳士の間ではネクタイに用いる色は3色以下というのが基本らしい。特に黒のシルク・ニット・タイなどは汎用性のあるネクタイということになるらしい。ネクタイだけが目立つことなく品格があり、なおかつ粋を感じさせる…といった領域までネクタイ選びを考えるにはやはり映画などを見て感性を磨くことが最大のトレーニングになるようだ。
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