2007年10月1日月曜日

バカとは何か

著者名 ;和田秀樹 発行年(西暦);2006 出版社;幻冬舎
 威張る人はなぜ馬鹿にみえるのか…といった魅力的なテーマを紹介してくれる新書。これまでの和田秀樹氏の持論に加えて、「バカ」という言葉を精神医学的に分析し、治療が必要なレベルの場合には「病気」としてバカ云々の呼称はやめて、そうでなないレベルでの日常生活に破綻をきたせかねない水準内でバカとリコウの二分類を、そしてリコウはともすればバカを「利用」して「ワルイコト」をしかねない、といった議論まで展開してくれる。また実践というか試行していろいろ失敗をしてみるということも提唱。これまでの持論をちょっとさらに応用して、さらに新書で読みやすい価格でまとめたもの、といえるかもしれない。

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