2007年11月1日木曜日

10年後の日本

著者名;日本の論点編集部 発行年(西暦);2005 出版社;文藝春秋
地方分権や治安、教育、年金問題などの10年後の予測の本。予測というよりも少子高齢化と財政問題は確実に到来する未来なので、予測というよりも現実と考えるべきだろう。ただ時代はいつも「あるべき理論」と現実と取り違えて報道する。派遣社員問題については新しい働き方として奨励していたのが大手マスコミではなかったか。これから何か報道されるのであれば、やはり相当慎重に時代を分析していくべきだろう。住宅ブームなどもそうだが無責任に予測や雰囲気をかもし出すわりには、案外その後の責任はとらないのがマスコミだ。今後労働者の国際化とか財政赤字の問題なども紹介されているが、さて。話半分程度で読んでおくべき本かなあ、やはり、という気分。

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