2007年11月24日土曜日

医者の言葉がよくわかる本

著者名;米山公啓 発行年(西暦);1996 出版社;講談社ブルーバックス
 患者の方で勝手に「脳貧血を起こしてしまってね」などと症状に勝手に病名を付けてしまうと医者の診断にも影響がでるケースがあるなど、なるべく客観的に思い込みを排除して医療診察を受けることを提唱するとともに、医者自身に向けても患者を思いやるような言葉必要なことを暗に示している。
 特に大学病院などで担当の医者を変更するのはかなり大変であることと、外来と入院とではだいぶ状況が違うことなどシステムの解説を通じてよりよく医療サービスを受診するノウハウを解説。エンターテイメントとしても楽しめる素材がもりだくさんで、特に医療関係者の間で用いられている「スラング」の紹介が興味深い。

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