2007年11月23日金曜日

だから「書類は一枚」がうまくいく!

著者名 ;矢蚓晴一郎 発行年(西暦);2004 出版社;成美堂出版    
 とかくぶあつくなりがちな書類をなるべくコンパクトにして1枚の方がいいのではないか…という本である。う~ん。こればかりはケース・バイ・ケースではなかろうか。ある程度共通に知識が共有されている場合には確かに図式化などをかなり丁寧にして1枚にしたほうがコミュニケーションが促進されるケースもあるかもしれないが、会議によっては共通知識がほとんどない場合もある。また報告書などでも図式化をするとかえって細かい知識や状況説明がなおざりにされる場合もある。プレゼンテーションなどで補足できる場合にはまだフォローがきくこともあるかもしれないが、それも不可能な場合には書類がある程度量的にかさむのはやむをえないのかもしれない。
 ただ分析や評価といった手順をふまえて書類を作成しようというのは、正しいと思う。要は無駄なアウトプットはしないほうがいいのではないか、かえって誤解を促進することもあるのではないかという主張なのだろう。

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