2007年11月23日金曜日

小さいことにくよくよするな!3

著者名;リチャード・カールソン 発行年(西暦);2000 出版社;サンマーク出版
 往年のベストセラーの第3弾。でも実は一番最初の本は読まずにいきなり第3弾から読みはじめる。ビジネスは計画ー実行ー統制といったサイクルで動いているので、どうしても「計画」の部分を重視しがちではある。ただしそれが「最悪」のような「仮想世界」になった場合に日常生活は非常に息苦しくはなる。ある程度気長に流して、「小さなくよくよ」をさらりの流して、人間の「エゴ」(目立ちたい、特別な存在でありたい)といったものを抑制して生活を楽しもうという趣旨になる。自分自身をいつも中心に考えるという性癖はこれは人間だから誰しも存在するしょうがない点だが、だがしかし、自分は大多数の中の一人とわりきって行動すればずいぶん楽になることも確かに多い。またビジネスがどうしても貨幣換算価値を重視するため日常生活もそうしがちではあるが、大事な人と過ごす時間が貨幣に換算できないのはいうまでもない。小さな思い込みを排除してもっとのびやかに生きようという一種の「スキル」を紹介した本ということだろうか。売れた本だがそれなりに売れるだけの内容はあると思う。

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