2007年11月24日土曜日

暮らしてわかった!年収100万円生活術

著者名;横田濱夫 発行年(西暦);2004 出版社;講談社
 いぜん出版された単行本の文庫化。単行本のほうは既に読んでいたがそれでもハンディサイズの文庫版で読み直してみるとまた読後感が異なる。文庫本と単行本は大きさだけの差ではないと思う。何かが違うのだがおそらく読みやすさによって感想とかも違ってくるという微妙なことなのだろう。さて100万円生活術だが銀行を退職してからの年収激減生活をいかにして乗り切ったのかについて解説。いやある意味ケチケチ路線なのだが、その中でのライフスタイルを追求しようという姿勢がすばらしい。特に銀行員からみたカモの顧客を紹介してくれているので、これから先銀行営業の口車にのかって外貨建定期預金やら投資信託やらに安易に乗り出すこともなくなるというメリットあり。最近田舎の知人が800万円の外貨建定期預金を組もうとしていたが、う~ん。もちろん外貨建定期預金に都心も田舎もないのだが、手数料そのほかの利率を考えてもとくに外貨建にするメリットはほとんどない。でも都市銀行ブランドというものはある意味地方ではまだ健在ということなのかもしれないが…。

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