2007年11月21日水曜日

24時間の使い方

著者名;桑名一央 発行年(西暦);1988 出版社;三笠書房
 時間術とか時間管理方法とかいろいろあるけれども、本当のところ目に見えて役に立つという本は少ない。時間は確かに人間には平等に与えられてはいるが、それでも形式的には平等であっても実質的には不平等だからかもしれない。ただ通勤の時間をなるべく生産的に利用するというのはやはり妥当な方法なのだろう。朝早くから「遅刻するかもしれない」とあわただしくしているよりかは、ある程度早めにおきて、やるべきことをしてから電車に乗ったほうが確かに一日は効率的ではある。
 この本である程度なるほどと思ったのは仕事の組織化。職務をなるべくシステム化して、業務内容を細かく分類してさらにそれを単純にする方法を考えるというもの。さらになるべく机の周りや資料を整理してすべてをシンプルにしていくという方法でアナログの場合だとどうしても整理そのものに相当な時間を有するがパソコンがあればわりと職務もシステム化しやすい上に、机の周りや資料なども規格化しやすいとは思う。ある程度時間を活用するには日常生活を複雑にるよりシンプルにしていくのが一番だといえるのかもしれない。

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