著者名;山田真哉 発行年(西暦);2005 出版社;青春出版社
可愛いカエルの4コマ漫画も収録された2006年5月施行予定の「会社法入門」。おそらくパソコンなど情報処理の発達とともに商法関係も毎年かなりの変貌を遂げるが、2006年5月以降の日本の経済社会は相当に規制が緩やかになる。この本では戦後最大の商法改正・商法と有限会社法、商法特例法を合併した新会社法〈全部で979条)の内容をコンパクトにまとめ、会社法に対する理解と興味を促進してくれる内容になっていると思う。類似商号の調査が不要になるなど実務的なところに中心をおいて解説をしたのがポイントか。また4コマ漫画もなるほどと思わせる配置で有限会社の扱いなど知りたいところに的を絞って解説してくれている。こうした法改正では制度のメリット・デメリットの比較が重要になるが株式会社に再編成した場合とそのまま特例有限会社制度を採った場合の比較なども充実。商法の素養があったほうがもちろん読むのには便利だが、別に商法を知らなくてもこれから新たに大きく変化する法律なので、株式交換や株式移転などの制度について理解しておくことにも配慮されている入門者用の書籍だが、ある程度セミプロが読んでも非常に役立つ内容。会社法関連の書籍の中では売上がトップかそれに近いポジションのようだが、語りかけ構成の本によくある内容的な矛盾などはなく、きわめて注意深く内容構成されたことがわかる。売れるにはやはりそれなりの理由と根拠があるわけで、宣伝とかとは無縁なところから始まった「女子大生会計士シリーズ」の爆発的ヒットの理由もうなづける内容の会社法書籍。お勧め。
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