2007年11月17日土曜日

週末の知的生活術  

著者名;現代情報工学研究会 発行年(西暦);1995 出版社; 講談社
 タイトルとは裏腹に仕事においまくられて、週末だけ単身赴任から家庭に戻ったり、仕事の狭間でボランティアをやったりと、確かに知的ななおかもしれないが、現代の過酷な労働世相を逆にうきぼりにしてくれている。なんせ単身赴任ですることがないから休日出勤をして部下に問い合わせの電話をする…とか悲惨な話まで紹介されている。
 やはりものは工夫次第ということなのかもしれない。自分自身もいろいろ工夫はするけれども、やはり最低限のことだけやって、それ以上どうにもならなかえれば「投げ捨てる」という覚悟も必要かな、とか想ってしまった。つまり、追い詰められてしまえば、知的に生きることよりも、まず「生き延びること」だけを考えるというのもあり、だと想うのだ。

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