2007年10月12日金曜日

勝負強さを鍛える本

著者名;ジョン・マックスウェル 発行年(西暦);2006 出版社;三笠書房
 あの斉藤孝氏の翻訳。ノウハウ本なのだが斉藤氏がひごろとなえている「技」とか「息」といった概念と非常に通じる内容がある。人生はフェアではない…といった前提から話がはじまるわけだが、フェアではない土壌の中でいかに自分のスタイルを確立していくかといった技を紹介。ある程度生きてくると人生はアンフェアなことだらけであることに気がつくが、そのアンフェアな土壌の中でいかに個を確立していくかという問題になるのかもしれない。責任逃れはたやすいが結果からは逃れられないといったまぎれもない事実を目の前につきつけ、その上でどうしたらよいかを考えさせてくれるという内容。タイトルは奇抜だが、内容的にはしっかりした書籍ではないかと思う。

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