2007年10月6日土曜日

脳内リフレッシュ

著者名 ;和田秀樹 発行年(西暦) ;2006 出版社;新講社
 主に50代の読者を想定した内容で、しかも定年以後の生活にいろいろなアドバイスをおくっている。とはいえ、一種の「備え」や覚悟を今から身につけておくのは大事なことだとは思う。実際、人によって老化のスピードやあり方はかなりばらばらであるし、いずれにせよ自分自身も身体的・精神的老化をいかにして折り合いをつけていくのかというのは課題でもある。
 組織内の「硬直した前頭葉の取替え」という発想は厳しい言い方ではあるが、なるほどという気持ちもした。確かに、共感する能力などは、衰えていく可能性があるし、そうなると社内・社外との摩擦も相当に増えていくことになる。ではどうすればいいのか、というと一種の「快体験」を大事にする…という著者の主張になるわけだが…。

0 件のコメント: