2007年11月6日火曜日

MASTERキートン13巻

 表題は「ライオンの騎士」。CNNをモデルとしたニュース配信を手がける英国インディペンデンスの会社。フォークランド紛争をけしかけた「3人」の爵位をもつ人間に肉薄しようとするが、妨害がたえまなく続く…

 オックスフォードで考古学を学び、その後SASに入隊した日系人のマスター・キートン.おそらくはCNNをモデルとしたオックスフォードの寄宿舎出身のテレビニュース配信会社の社長。英国の「身分制社会」についてはいろいろな書籍でさりげなく紹介されているが、この中でも「庶民」出身のオックスフォード寄宿舎の「ちょっと暗い影」みたいな部分がかいまみられる。

 大人の設定、生物学から考古学まで博学な知識とSAS仕込の防衛術など魅力あふれる主人公のさりげないしぐさにしびれる.また理由は明らかにされないものの日本の別の大学で教授となっている数学専攻の「元妻」や動物学者の父親の存在なども光る。
 
 まだ当時はソビエト連邦が存在して東ヨーロッパが鉄の壁をほこっていたころ。イタリア半島、英国ロンドン、ギリシアのレノス、スコットランド、ヨークシャーと主に西ヨーロッパをまたにかけたオプの活躍と人間観察の鋭さが光る。

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