著者名;コリン・ウィルソン 発行年(西暦);2000 出版社;学習研究社
「アウトサイダー」でデビューした英国の「社会評論家」の読書論の下巻だが上巻とはやや赴きがかわり、ちょっとした哲学遍歴のような内容になっている。どちらといえば前向き志向の作家ということになるのだろう。ペシミスティックな哲学者や不条理をとくカミュ、あるいはサルトルといった哲学者についてはわりと批判的な内容である。またアナトール・フランスについても手厳しい。
かなりの読書量の作家なのですべてがすべて私も読んでいるわけではないが、ゾラやニーチェといった哲学者への読書ガイダンスにはなるのかもしれない。しかし内容的には結構「前向き志向」一本やりなので、読んでいて疲れる部分も正直でてくることはでてくる。文学者よりももしかするとビジネスマンが哲学入門体験として読むべき本なのかもしれない。
0 件のコメント:
コメントを投稿