合格率が異常に高かった年度の合格体験記。6割合格制度なので、こうした合格率になったものと思われるが、この年度以後、本試験の難易度が高くなっていく。いわゆる過去問題についてはすでに反復演習はあたりまえのこととして、さらに司法試験の基本テキストレベルの知識と理解や、さらに条文についての正確な理解が求められる試験になったようだ。
2~4ヶ月で合格された方もいらっしゃるが、今後はそうした合格者の数は激減していきそう。そうした意味では2004年度と2005年度までの合格体験記が一番実践的なような気がする。復習方式については確かに頭が痛い話であるが、しかし復習をしなければ知識が頭に定着しない。またルーズリーフ方式だと膨大な分量になることも確実だが、実際に手を動かして書くという作業はバカにならないものがある。なるべく五感を生かして暗記をしようとする場合、声に出してよむわけにいかない環境であれば手を動かすのがやはり一番なのかもしれない。
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