2007年11月11日日曜日

コンメンタールマンション区分所有法(日本評論社)

ほとんど読まなかった本だがマンション管理の実務にあたっては備え付けておかなければならない本だといえる。マンション法の種々の改正にはあまり対応していない上に価格がなんと7500円という代物で、レジにもっていくのには相当勇気があいる本ではある。しかも試験対策については即効性はない。それでもおそらく辞書代わりに、あるいはマンション管理士合格後に備えて一応買い求める受験生はある一定程度存在するだろう。

 合格後の先行投資としてとらえれば安い買い物だが、不合格になったときには悔しくて涙がとまらない類の本となる。「マンション法の解説」(一橋出版)をマスターした後に利用するべきマンション法の「憲法」のような本だといえる。

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