ところどころ難しい問題もありなかなか。解説は数式だけだが、それぐらいのほうが逆に個人的には好ましい。ただし数値のミスや存在するはずもない解答欄などがあり、チェックはあまりしていないような印象を受けた。おそらく執筆したのはちゃんとした先生だと信じるが、あまりにもありえないようなことが起きるというのも‥。とはいえ6回分の模擬問題収録で1260円というのは良心的なのかもしれない。ちょっとこの分野では価格があまりにも高いような印象を受ける。
(2005年5月31日)
ウェブ発表をみると合格していた。やれやれ。このシリーズは値段も手ごろだし、しかも想定されうるかなりの論点を含んだ模擬問題集なので非常にコストパフォーマンスが高いと思われる。本試験よりも難易度が高く、わからないうちには非常にきつい問題集だと思うが、何度も何度も問題にとりくんでいくうちに1級原価計算対策に必要な論点が頭に入るという仕組みである。過去問題とこの模擬問題を並べてみると過去問題が易しく感じるほど。税務経理協会の過去問題集とこの模擬問題集の組み合わせでだいたい合格圏内だろう。特に高い専門学校の講座などは必要ないとも思ったがこれは人それぞれかもしれない。テキストとしてはやはり「原価計算」(岡本清著)が最高でしかも1回買えば他の資格受験にも引き続き使える本ではないかと思う。また受験テクニックみたいなものは特に必要ないとは思うがボックス図などの描き方については、専門学校の本LECなどを立ち読みするか購入するかで十分ではなかろうか。もっともそれぞれの問題集の解答にほとんどボックスは記載されているので特に専門学校での対策は必要ないとも感じたが…。
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