著者名;ヤン・ソ・ギル 発行年(西暦);2001 出版社;幻冬舎
マルチ商法もしくは睡眠商法さらには新興宗教による被害は後をたたない。この本では、羽毛布団のマルチ商法の綿密な取材を基礎としたものと推定される一連のストーリーである。
ビジネス本のほとんどがある種のいかがわしさを帯び、さらには新興宗教のマニュアルと何某ビジネス系統とではタイトルを変えればほとんど区別がつかないという事態にもなっている。
①抽象的な話は信用しないこと
抽象的であるがゆえに誰にも反論はできない。それを繰り返しいわれると睡眠状態に陥る。
②専門用語に惑わされない
専門用語は便利なツールではあるが、理解できない用語は日常用語に分解して考えること。マルチ商法のほとんどは医学系統の言葉でけむにまく。
③あたりまえの話にはそれなりの対応をとること
健康を大事に、周囲の人を大切に‥といった言葉は「あたりまえ」であるが、これもまたあたりまえであるがゆえに反論はできない。反論できないことについては、まきこまれないようにしたほうがよい。
マルチ商法も一種のキャリアアップと勘違いされやすい要素をもっているが、ひとつ努力の方向性がまったく異なる。うまい話というのはそうそうはなく、あれば必ずどこかに「嘘」がある。消費者被害にあわないこと、そしてそうしたビジネスに加担しないこと‥最低限の基本ではあるが、こうした金銭教育は学校では教えない。
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