著者名;安部幸夫 発行年(西暦);2002 出版社;日本文芸社
古典の力というものを否定はしないし、論語などを現代に解釈しなおすという作業はそれなりに意義のあることだと個人的には考えている。が、それは「再構築」のやり方や著者の実力によって、どうにもならない場合と古典をさらに新刊としてとらえなおす力をもつ書籍とに二分されるようだ‥。もともと「論語」自体が抽象的でどちらかといえばあまり現実的ではないゴタゴタを説いている本というようにも感じている。情報化社会ともなればそうした抽象的な議論よりもより積極的な議論のほうが好まれるのかもしれない。もっとも孔子や論語が大好きという人も少なからずいらっしゃるのだとは思うが‥。ということでこの本はゴミ箱へポイ。ブックオフで100円でも果たして売れるものかどうか‥
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