2007年12月26日水曜日

むかつくぜ!

著者名;室井滋  発行年(西暦);2001 出版社;文藝春秋
 文庫本の発行は2001年だが、エッセイの内容は1991年当時。室井滋というと個人的には「電波少年」での活躍が印象的なのだが、日々の出来事をエッセイにまとめる力量も相当なものだと感服。違法駐車や痴漢などの「ジコ」を文庫本数ページにコンパクトにまとめて一気に読ませてくれる。タイトルのつけかたも「フィリピンの王様」「恐怖便所」とかなりユニーク。実はとある人物が「面白い」とかいって薦めてくれたのだが実際面白い。あまりゴタゴタ考えずに「なるようになる」という姿勢が、この本の感想で、だいたいそうしたいい加減さが魅力の文庫本。旅行先なんかで「恐怖便所」なんて読んで実際に恐怖してみる‥というあたりがいいのかも。

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