2007年12月27日木曜日

元気がでてくる健康学  

著者名;和田秀樹  発行年(西暦);2004 出版社;PHP研究所
 世界保健機構の健康の定義には「spiritual」というものも今度から含まれることが予定されているらしい。驚いた。この本では健康について主に老年精神医学の観点から検討を加えており、通説である健康神話がかえってストレスを増加させかねないことについて警鐘をならしている。そして前頭葉の機能低下についてこれまでの著作物と同様に警告を発している。人間誰でも好きなことをして生きるのが一番よい。かえって変な我慢が余計なストレスにつながりかねない側面もある。自分自身にとってはとにかく「差別化戦略」を全面に押し出そうとしてるので、他人がやらないことにチャレンジをしていくことに「快感」を見出そうとしている。それは健康にいいことなのかもしれない。自分自身が社会的に不公正な行為につながらない限り、何をしてもよいという発想。そしてまた「お金」についてもあくまで健康維持の観点からとらえようとする「大阪商人」的な発想は結構大好きだ。

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