2007年12月26日水曜日

実力のつけ方

著者名;桝井一仁 発行年(西暦);1989 出版社;ごま書房
 ある種のビジネス本というのにはかなり批判的な視点でいつも「読むことは読む」というスタンスを維持している。この本も実はそうしたスタンスでいる。90パーセントはどうしようもないが、残り10パーセントは自分の仕事にはとりいれることができそうだ。
① 手紙セットを持ち歩き、特に出張などのときには活用する。
筆不精ではあるが、こうした「手紙」「震災見舞い」などのような威力はメールやウェブにはない「誠実さ」を示す良い機会である。別にプライベートではそんなに手紙を書く必要性はまったくないと思うが仕事になればなるほど確かに住所録や手紙セットの重要性は認識されるべきだろう。
② 公共図書館を利用する。
これが案外できそうでできない。というのは、やはり公共図書館には独特の「資料」の癖みたいなものがあるためとパソコンなどの機器の持ち込みは原則として禁止されているケースが多いからだ。だが雑誌などのコピーや最新書籍などの活用などには図書館、わけてもできるだけ大規模の図書館にいくべきなのだろう。

そのほか仕事についての情報機器には投資したほうがよいなどのアドバイスはすでに実践している。おそらく現在ではパソコンやモバイルなどがかつての万年筆などに相当するのだろう。だが、ソフトウェアも含めて自分自身の生活に活用できるものは確かに取り入れていったほうが生活全体は一時的には投資額だけ圧縮されるがトータルでは便利になる。長期的視点でみれば自己投資というのはやはり最大のノーリスク・ハイリターン投資であるといえそうだ。

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