2007年12月27日木曜日

難関資格は働きながらとりなさい

著者名;佐藤孝幸  発行年(西暦);2004 出版社;かんき出版
 いわば当たり前のことが書いてある本ともいえるのかもしれない。社会人としての実務経験はお金では買えない勉強の積み重ねだ。人間が会社勤めをする最大の理由はリスクが個人事業よりも少なく、さらには知的経験値が上昇するという点にあるといえるだろう。サラリーマンの辛さというのはもちろんあるが、個人事業や資格取得などはいつでもできる。クレーム処理など辛い経験が勉強に役立つことだってあるのだ。勉強の最初の「効果」は大体4ヶ月といえるのかもしれない。目標をしっかりたててモチベーション管理をおこなうことによってある程度の結果は得られる可能性が高い。そのおりにどうしても自分自身に甘くなる可能性というのはあるが、それもまた一つの経験である。自分自身がいかに弱くて甘い人間かということを認識するのも「競争」の「結果」の一つの現れである。失敗は問題ではないが、失敗の結果からどうやって立ち直るかが課題になる。これはもはや「常識」なのかもしれないが‥。

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