2007年12月26日水曜日

心をタフにする技術

著者名;国司義彦 発行年(西暦);2000 出版社;成美堂出版
 著者は能力開発センターの方。う~ん。一種の「処世術」になるのだろうか。自分自身を客観的に認知することの重要性が説かれているようにも思える。ただし一種の経験哲学だからこの著者の言い分にどの程度妥当性があるのかいまひとつよくわからないというのが正直な感想だ。心がタフであることはそれほど悪いことではないが別に無理してタフである必要性もない。ただし経済的環境そのほかが許容する範囲で、という限定つきだ。人間はだれしもある種の制約条件のもとに生きており、流されているだけではそのまま無駄に時間が流れていくということにもなりかねない。だからまあ、時代の流れをみつつ、「これから先」を寄りよい方向に生きていけるように工夫するべきなのだろう。唯一「なるほど」と思ったのは「自分があまりにも見えていない人には困る」というくだり。さしたる実力もないのに、自尊心だけは強い人というのが本当に‥困るというか迷惑というか‥。

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