2007年12月24日月曜日

企業不祥事の心理学

著者名;和田秀樹  発行年(西暦);2003 出版社;PHP研究所
和田秀樹氏の「リスク管理」に関する本。現在は「ウソが隠せる時代でもなく」「ウソがばれたときの損害も大きい」時代であるとした上で「情報公開」による規律を訴える。三菱自動車は確かにリコール問題で現在会社の経営危機的状況にまで発展している。これは車の欠陥云々ではなく「ウソ」(を結果的にもつく形になったこと)が原因と分析している。
 情報公開というのは実はそれほど易しいことではないがこれだけウェブが発達すると誰かが必ず情報発信をしている。確かに隠せるものではなく、そしてばれたときの被害も大きい。
 そしてこれは企業だけでなく企業を構成している個人にもそれぞれあてはまる事柄だと思う。実用的な心理学の本。

0 件のコメント: