2007年12月24日月曜日

言語・性・権力

著者名;橋爪大三郎 発行年(西暦);2004 出版社;春秋社
 わかりやすく社会学や法学などを説いてきた著者が学術論文主体の文章を1冊に編成しなおしたもの。おそらく一定程度の社会学、人類学の基礎知識を前提にはしているが「理論社会学は特定の学問の幅には規定されない」ということで経済学、政治学などの出身者もイエ社会などの問題にとりくんでいるようだ。ただしこの手のものの限界としてスッキリ何かがわかる‥といったカタルシスはない。‥やや高度だがもう一度挑戦してみたい本である。

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