著者名;永六輔 発行年(西暦);1998 出版社;岩波書店
「商人」という言葉にはどこか蔑称的なニュアンスを感じる人と、誇りを感じる人の両方がいるようだ。どちらかといえば私は「誇り」を感じており、「ビジネス」だの「キャリア」だのといった横文字の安易な使用はあまり好きではない。やはり日本古来の伝統を受け継ぐ「あきんど」の末裔として、いろいろなスキルを磨いていきたいものである。
「客が買う気になる値段でこっちが儲かる値段、これを決めるのが商売のこつだんな」
「同業者とつきあっているようじゃ仕事はうまくいかないよ。同業者は敵なんだから」
「商品を紙でつつまないで言葉でつつむ」
「株に手を出す連中を一般大衆にいれてほしくないね」
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