著者名;長島正浩 発行年(西暦);2005 出版社;税務経理協会
2005年2月発行の税経セミナー2月号の付録冊子であるがなかなか内容が良い。主に税理士試験の財務諸表論の理論対策のための本だが、建設業経理事務にも応用可能な内容である、100点満点のうち55~60点を占める理論問題をいかに早く解いて、計算問題に時間配分するのかを考える内容だ。建設業会計でいえば、100点満点中20点をしめる理論問題をいかにこなしていくかということになるのだろう。
過去問題を分析し、どこから出題されているのかを把握する。税理士では商法や商法施行規則の規定を「記憶」するという作業が第一ステージになる。まず過去問題の出題内容を図表にするのは有用な手法だろう。読む・書く・見るといったサイクルで記憶に重要用語を定着させていく。そして会計基準の結論の「理由」を考えて理解していくのが第二ステージだ。これは前文なども参考資料になるということだろう。この暗記と理解をしっかり区別して学習する効果は確かに大きそうだ。そして最後に「会計原理」から自分の頭で考えて答えるという第三ステージとなり、財務諸表論などの書籍が有効になるという論法だ。確かに会計基準や商法法規などの文言を大事にして、書籍で体系だった知識を理解でつなぎあわせていく作業が重要になるのだろう。
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