著者名;立花隆 発行年(西暦);1995 出版社;新潮社
「自然を考える」「ナチュラルヒストリーのすすめ」「宇宙から見た地球」「免疫という名の自己を守るシステム」「心という領域」「植物の本質」「もう一つの未知微生物」といったタイトルで自然科学者との対話が収録されている。玄武岩というものが地表まで噴出して固まるのだが、それは海があることを前提としており、なぜ地球上に大陸があるのかといえばそれは海があるから、という意表をつく「真実」がさらりと語られたりする。またデプレッションについても、
「社会の変動が速くなったことで自分の獲得したパターンというのが意味を持たなくなることが多いんですね。たとえば私がそろばんの名手になったとします。そこにコンピュータがでてきて自分のもっているシステムがいきづまったときに自分の人生観を作り変えなくてはならない。そこをうまく突破した人はすごく伸びていく人が多いです」となる。
「いっぺん壊して再秩序化する。そこで壊しが入りうまくやる人は夢でやるが、それが行動にでてくることをアクティングアウトという」
自然科学もまた社会の中の一部だということを感じさせてくれる面白い対談書。
0 件のコメント:
コメントを投稿