著者名;和田秀樹 発行年(西暦);2003 出版社;中経出版
大学4年間…とはいっても私自身はけっこう目的もなく過ごしてしまったほうだが、今の時代にはこうした実用的な指南書があるからうらやましい。4年間もあれば人間は相当なことができるはずなのだが、目的意識がないばかりに娯楽にうつつをぬかす…いや、当時は「遊んでなんぼ」という風潮があったのも事実だがそうした時代に流れたことを私自身を含めて後悔している人間は多いと思う。とはいえ何をどう勉強すればいいのかといったことまでは考えがまわらない。授業にでてもしょうがない時代だったし、当時は出席しなくても卒業できる時代ではあった。
とはいえいかなる場合も人間は知識や情報を欲しがるものだし、結局最終的には社会人になった今失われた4年間をさらに取りもどべく今自分は勉強しているわけだが。
市川伸一東京大学教授の動機付け要因が紹介されており、勉強の動機付け要因は多ければ大いに越したことはないとしている。
①充実志向②訓練志向③実用志向④関係志向⑤自尊志向⑥報酬志向とあるが、私の場合には充実志向と自尊志向だろう。勉強したからといって報酬があがるとは思っていないし。ただ楽しい、というそれだけの要因だが、もともとは勉強しないとだめだという外部からの強制による部分もある。確かに人間は自分自身の要求で勉強すれば非常に強い威力を発揮するがこればかりは人によって個人差がある。難しい問題だが…。
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