著者名;成川豊彦 発行年(西暦);2003 出版社;三笠書房
かなり個性的な専門学校の有名経営者の書籍。自然食を健康のためにすすめたり禁煙や禁酒の美学をとき、合格するまでは美男美女を遠ざけとけ…という持論を展開する。異色の書籍だが確かに一定程度の効果はあると思う。美男美女を彼氏彼女にしてかえって奮起するという効果もあるとは思うがそうしたことはふれられていない。
ただし復習に命をかけるというあたりは納得。けっきょく覚えては忘れての繰り返しだから重要なところは繰り返して復習するしかない。また過去問題の中から一定程度の割合で出題されるのも納得だ。だれもしらないところから出題しても試験委員の頭の方が疑われるだけだし。また整理整頓ができていれば勉強は楽しいという指摘にも納得。野村克也監督も指摘していたがある程度整理ができていると情報戦争には対応しやすくなる。集中力をたちあげるのには一定程度の集中力が確かに必要でそのためには余計な検索コストはかけないほうがいいことはいい。ちょっと耳が痛いのは「できない理由は100万個ある」というくだりだが、まあ言い訳していてもらちがあかないのは何事も同じかもしれない。
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