2007年12月17日月曜日

複雑系の知

著者名;田坂広志 発行年(西暦);1997 出版社;講談社
 サンタフェ研究所の地道な複雑系の研究のうち重要用語を紹介したうえで独特の詩人尾全体感覚に学べとか、アントレプレナー意識が重要とかいう話が延々と書かれている。しかしこうした話自体がかなりいかがわしく、実効性のほども期待ができない。あまりにも得体の知れない種々の学問の寄せ集めは「総合」とか「学際」とか現在よばれているが、そのほとんどが「科学」とはいえないような得体のしれない危うさがあるように思える。この複雑系も一時のブームに終わり、現在は物理学者が中心となって細々と研究が進んでいるというが、おそらくそうした類なのだろう。いまひとつの書籍。

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