2007年12月3日月曜日

「超」資格術

著者名;黒川康正 発行年(西暦);2000 出版社;ごま書房
 ある種のものの考え方を明確にする点でふだん自分が接しないスキルについての書籍を読むこともけっこうためになる。他のジャンルのイチロー選手の言葉などを自分なりに解釈してとりこんでいくのと同様だが、それにしても野球の勝ち方と企業の運営は良く似ている。どちらも人間主体の戦略が重視されるためだろうか。過去問題を重視しつつ、目的と制約条件をしっかりみすえて、今いる自分と目標との距離をおしはかるというのは、おそらくどの本でも共通していわれていることではあるが、やはり自分の遣り方というものが身についてしまうとどうしても、そのやり方に固執したり、あるいは、目標と手段と勘違いしてしまうケースもあるかもしれない。でもそれでは多分だめなのだろう。カードの分類などわりとアナログな手法を紹介しているが、それでも今読んでも非常に役に立つことはたつ。

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