著者名;佐々淳行 発行年(西暦);1994 出版社;文藝春秋
もはや古典ともなっている「危機管理のノウハウ」の著者による「新・新危機管理のノウハウ」本。著者の自己アピールがやや気にはなるが、ナポレオンの敗戦事例や199年代の外交問題などを豊富に取り上げ、実用度は高い。危機管理の定義としては、「味方をなるべく多く、敵をなるべく少なく」という、あたりまえだが、ともすれば敵を増やしかねない昨今のビジネスにも有用な教えが並ぶ。人間関係にカットアウトを、という提言は当時アナログ通信時代のものだがデジタル社会にはもっと必要な提言かもしれない。
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