著者名;和田秀樹 発行年(西暦);2004 出版社;講談社
2002年に単行本「40歳からどう積極人間になるか」を文庫本にしたもの。単行本の段階ですでに入手していたが、あらためて加筆修正の部分も含めて再読するべく購入。
「感情の老化」について筆者はあらためて喚起を促す。どうしても年をとればものわかりがよくなる部分がある(逆に言うと、いこじにもなる)わけだが、柔軟性や感受性といったものは一端失うともう取り戻すことは難しい。そして40歳以降に感受性を育てていくというのはなかなか難しい。
本書では記憶の保持には注意が必要としているが、それは感受性の有無にも左右される問題だ。文庫本にあって単行本よりもさらに持ち歩きがしやすくなったことはメリットだ。
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