著者名;岩月謙月 発行年(西暦);2002 出版社;筑摩書房
この本はある程度売れたものらしい。あるフェミニストが「こういう本が売れるということでフェミニズムの歴史は否定された」と書いていたが、フェミに限定することなくすべての思想はこうした儒教的思想に敗北したともいえる。それだけ中身ははてしなく「ビジネス」しているのである。
なにしろ女がみている男は「勇気と知恵」なのだそうな。ははん。「自己実現とは自分がもっとも楽しく感じられることを実行すること」‥はー。「人に説教するときは、おのれの責任においてするのが礼儀」‥これは大学教授が書いた由緒アル出版社の出版物であり、しかも売れたものである。最後はいい人生の定義でしめてくれます。「いい人生とは一日が長く感じられること」です!!大変だよ。日本。
その後、この著者の名前を新聞で拝見した‥。報道によれば、やや厳しい立場に追い込まれたようにも思えるが。心理学の専門家でもやはり「人を見る目」というのはなかなかできないものだ‥とあらためて思う。国立大学の教授だったのか‥。
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