2008年1月7日月曜日

時間管理術を学べ!!

著者名;ジョン・カウント 出版社;ディスカバー社 出版年度;2006年
 新書サイズの変形版だが価格がなんと1000円。「翌日のプランは前日までにたてる」とか当たり前のような気もしないではないが、読者対象は社会人になりたての20代前半なのかもしれない。情報は焦点をしぼるとかあたりまえのことが羅列されているのだが、こうした「あたりまえ」が実は現実にはそうならない…というのが非常に難しいところで…。たとえば会議の司会を上司がつとめているときに、「議題の焦点を明らかにしてください」などと発言するのはかなり勇気がいることだし、ある意味では「墓穴をほっていること」にもなったりする。原理・原則を学習しておいて、実際にどうしてそうならないのか…という理論と現実の「違い」を分析することが大事なのだろうと思う。たとえばもう「自分がしゃべりたいことをしゃべる」という習慣が定着してしまった人間がいた場合に、余計な波風をたてないで穏便に議題を進行させるという「技」、こうした「技」については大人の判断で場面場面に応じて自分なりにアイデアをひねりだしていくしかなかったりする…。

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