2008年1月7日月曜日

2009年国際会計基準の衝撃

著者名;橋本尚 出版社;日本経済新聞社 発行年度;2007年
 「日本的会計の終焉」という章も含む2011年までのコンバージェンスの流れをかなり細かく解説してくれた本。やや出版後、細かな情勢の変化はあるもののこうして最新の情報を素に書籍で解説してもられると新聞記事などで散発的に報道されることがらに「まとまり」がでてきて理解しやすくなる。価格1,700円だが、価格の割りに情報が豊富。IASのプロジェクトごとの年表も掲載されており、今後の日本のASBの動きも予測しやすい内容となっている。IASBとFASBのノーウォーク合意などについても解説してくれているので、これもまた会計の専門書を読むときに横においておくだけで役に立つこと必定。

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