2008年1月3日木曜日

本の秘密

著者名;素朴な疑問探求会 出版社;河出書房新社 出版年度;1995年
 「印税」という言葉の由来や紙の大きさが常に1;√2になっている理由をわかりやすく説明してくれる。また返本された本がたどる運命についても解説していてくれたり、書店の店員さんが新刊本の仕入れをどうやって決めるのかについても紹介。いずれも巻末書籍の要約本ということで若干踏み込みが足りない面が多いのはやむをえないとしても「本好き」「読書好き」には役に立つ情報が多いだろうと思う。ただしもっと深い理由についてはやはり巻末に挙げられている参考書籍にあたっていくのが一番いいのだろう。一種の「ブックガイド」のための「ブックガイド」か。

0 件のコメント: