2008年1月7日月曜日

朝、会社に行きたくなる技術

著者名;梅森浩一 出版社;日本実業出版社 出版年度;2006年
 「クビ論」を展開していた著者が「会社に行きたくなる技術」を書くというのも不可思議だが、人事部出身のビジネスパーソンであれば、「行きたい日もあれば行きたくない日もある。気分転換のスキルも仕事のうち」みたいな割り切りがあるのかもしれない。ま、行きたくないけれど行くしかないというのが会社も学校も同じだが、どうしても行きたくなければまた別途の方法を考えるというのが大人のあり方かもしれない。究極の結論はポジティブ志向ということになりそうなのだが、それもなんだかなあ。しかしポジティブでなければ少なくとも未来に新たな可能性が開けることはない…というのはあるわけで…。とはいうもののこの本、169ページに時事通信配信の面白い記事が掲載されていたのが面白い。女性のストレスのトップは「夫」、男性のストレスは「会社の上司」「取引先」「会社の部下」の順番なんだそうだ(5月20日配信記事)。ストレスの源は「子供と同じ」だったら「あなたが大人にならなきゃどうするの」という文章に究極の結論がありそうだ…。

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