2008年1月17日木曜日

レバレッジ時間術

著者名;本田直之 出版社;幻冬舎 出版年度;2007年
 「仕組み化」と筆者が表現するのはコンサルタントがよく口にする「フレームワーク」ということとほぼ同義だろう。フレームワークをしっかり構築してそこに「再現性」をもたせる。節約という経済的行為であればつかの間のバーゲンセールに遭遇した一回性のものではなくて、もっと安い生活必需品を効率よく入手できるフレームワークを構築して再現できるようにする工夫が大事ということになる。そのために筆者は時間割を非常に重視しているのだが、なんども反復するような行為もしくはプランなどがあればそこに一種の時間割を導入して、効率的な時間の過ごし方に再現性をもたせると究極の時間の節約になる…ということなのだと思う。意思決定をするのであれば情報収集をしっかりとする。当たり前のことのように思えるがこの本ではやはり時間節約と時間活用のフレームワークを提出しているのが目新しい。単に節約するだけではない、といったところがポイントか。

0 件のコメント: